サルブン 2004+11
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岩明均「ヒストリエ」1,2巻を歴史的に購入。
立て続けに3回読んだ。
短編集「雪の峠・剣の舞」はもう20回くらい読んでいるので
「ヒストリエ」もたぶんそれくらい読む。
「寄生獣」は長いから何度も通しでは読んでないが
巻によってはたぶん2,30回読んでいるのであります。
なぜどーして岩明さんのマンガを延々と読み返すのと言うと
きもちいいからなのです。
オレは自分が右脳だけで生きているので
ないものねだりとして理詰めで物事が落ちる瞬間にすごく弱い。
その気持ちよさに浮かされたようになってしまうわけです。
岩明さんのマンガにはストンと落としどころに思わぬ方向から
ぴったりはまる快感を感じるので
たぶん何度も読み返すのはそこだ。
脳からなんか出るカンジ。
あ、理詰め部分だけじゃないな。
感情の描き方がすごく好き。
しずかなんだけどすごくうねりがあって
その両方が淡々として必要最小限の絵によって
効果的に繰り出されてくるマンガの佇まいが好きなのだろうと思う。
池波正太郎を何度も読むのにちかい、のか。
どうか。
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