サルブン  
2003+9
  
  


するったらする、といったわりに
はかどらなかったのでした。
そんな昨日だった。
昨晩はなんかアレがアレだっつーんで
関係者全員で移動。
連絡くるのかと勘違いして部屋で絵を描いてたら
電話がなって「はやくロビーに降りてこいやオラ」
あわてて降りて謝った、10分遅刻。
どこでも謝るオレ。

で、人と会ったり、なんか眺めたり触ったりした。
そこがお開き後おおさわぎ場所に移動。
ほんとに大騒ぎしてた。
そこの取材が終わって編集NさんYさんカメラマンさんと
韓国料理屋にタクシーをとばす。
豆腐チゲでココロが癒えた。
てゆーか腹が一杯になった。

さっき起きて今は5日の朝であります。
今日は一日絵を描く。

ちょいとマーベルコミックの編集部に挨拶に行く。
編集のCBとMさんと晩メシ。
ニョッキがすばらしゅうございました。

で隙をみて自然史博物館へ。
あぎゃーー。
とても1日で観ることができる量でも質でもなかったのであります。
すげえ。
骨が山盛りあった。
やる気が出たので今日は夕方の用事まで
ホテルの部屋でシゴトすることにした。
するったらする。

外は雨。



なんつーんですか。
秋ですなあ。
大家さんの軒先にのらねこの親子がね。
カシャ。


 
とある用件で
ガビンさんと共にスタパさんちにお邪魔しましたよ。
渡辺篤志の「お宅冒険」の時間です。
ほう、ここがベッドルームですね。
落ち着いた中にも電気製品の箱がいーいアクセントになってますねえ。
サイバーな夢をここで見るんですねえ。
こちらは仕事場。
あかるい陽光にあふれた、集中力が高まる作りになってます。
そこに積まれた電気製品の箱、箱、また箱が
これまた迫力。
家は持ち主に似る、との言い伝えどおり
スタパ齋藤という人間を家というカタチで表現してるといえましょう。
すばらしいお宅でした。



10年乗ってるモールトンの後輪のハブがぶっこわれました。
その交換と共にもういい加減にくたびれたパーツを
ほとんど交換した。
シマノのなめらかなギアチェンジに震えました。
音がしないんです。
むおん、、、、。




夏がおわったようです。
みなさん、秋を迎える心構えはできてますか?
ワタシはできてません。




オンライン書店bk1にて
期間限定で寺田克也書店開店中。
え、らっしゃいらっしゃい!!



スカパーでパンクラスの昼夜興行をみる。
三崎はガムかんで解説しないように。
ちっともかっこよくない。



梅雨か?梅雨なのか?
8月中旬なのにな。



ニラサワボン



ここらへんでがむしゃらに絵しか描かないとゆー生活を
しておかないと後が続かないカンジがする今日この頃。
描いても描いてももどかしい。
といいつついたってのんびりな毎日。



大家さんが植木屋を入れて大伐採。
家のまわりから庭から全部さみしいほどすっきりした。
きもちいい。
そしてなによりもうれしいのは
大家さんがオレの借りてる家と大家さんちの庭の境の柵をとっぱらって
庭をつかっていいよと言ってくれた事であります。
春は最高なんだ、この庭は。
布団も干せるし。

あと大家さんちの中をはじめて見せていただいた。
思った通りすばらしかった。
ちいさいながらも作りは邸宅でした。
玄関脇にお手伝いさん用の部屋があるんだぜ。
たぶん3畳くらいだけど。
なによりすばらしいのは良い木をつかって良い建て方をしてるところ。
大正時代に建てられたとは思えない
柱の堂々っぷり。
さりげなくもホントにいいシゴトに触れると
いい緊張感を得るのであった。



ウルリッヒはこけた。
昨日のステージでこけてしまった。
しかしこのツールドフランス2003
まことにおもしろい。
おもしろいんであります!
地獄から戻ってきた男アームストロングの総合優勝は
ほぼ確定であるが
最終日、シャンゼリゼで下駄をはくまで
行方はわからない。
と、思いこむことにして
今日の最後の第20ステージに臨みます。
ともあれ休息日を2日はさんだ22日間
鉄人たちは走り続けました。
今日のゴールで彼らが走る
トータルディスタンス
まさ に3427,5 キロメーター。



重なるときは重なる。
連続の訃報。
なんたる。
なんたる。
合掌。
やすらかに。
しかし船は行くんであります。



本の隙間からヤモリの竹田くんが顔をのぞかせております。
最近なに読んでんの?とか言う。
んー最近まとまって本読めてないなーと答える。
忙しい忙しいとかいってんじゃないよ、といいつつ竹田くんはタバコに火をつけるのだ。
本読む時間くらいなくてさ、えらそうな顔してんじゃないよ、と
煙を吐きながら目玉をべろりと長い舌で舐めるのだった。
うるさいよおまえ!と空き缶を投げつけると
すばやく天井裏に消えた。
と、畳の上にばさり、と文庫本が落ちてきた。
それおもしろいから読むといいよ。
忙しくても読みやすいぞ、と天井から声がした。
手に取ってみると寺田寅彦の「柿の種」だった。
悔しいが読んでみたらおもしろ かったのであります。



突然の訃報に頭がぐるぐる。
葬式は終わっちゃったそうなので自宅にて合掌。
ちょっと猿それ横着!と笑ってくれるとありがたい。
冥福を祈ります。
また会おう。




「リーグオブレジェンド・時空を超えた戦い」っ て…。
もうわかってはいるんだけどもこの灰センス。
どうにかなりませんかその邦題。とほほ。
原題は「LXG」
The League of Exrtaordinary Gentlemenでやんす。
内容からつければ「怪人同盟」とかがイイ。
あるいは原題でいいです。
「LXG」どうせわかんないならこのくらいのほうがイイ。
イイったらイイ。
「時空」だの「超えた」だの手あかにまみれきった言葉と
リーグオブレジェンドというわけわかんないカタカナと。
日本語の緊張感もなーんもないゆるみ邦題であります。
しかももうちょい前に発表されてた暫定タイトルは
「ザ・リーグ」
野球映画なのかと。
総当たり戦かと。
がっくりです。
客が入る映画も入らなくしてしまう
そんな魔法が最近の邦題にはかかってますね。たすけてハリー!!
こんな邦題は燃やしていい。
どうせ「社内コンセンサス」とかとってるからこんな平らな題名に決まるんでしょ。
民間から言語感覚の鋭い人を集めて
「日本邦題監視委員会」を設置するべきでしょう。
「日本」と「邦題」は意味が重複してますけどね!
そのくらいの勢いだっつーことですよ!
ふがー!


始まったよ。始まった始まった。
今年もついに始まった夏の風物詩ツールドフランス。
ぐわっはっはっはっはっはっは。
ジロは録画だったけど
こっちは生。
ビールも生です。
いけいけウルリッヒ!



魔裟斗は引退しても芸名・魔裟斗のままでいくんでしょうか。
50歳60歳でも?
ちょっと心配です。
てゆーか強かった。
それだけの才能と
それだけの練習と
確実にそれを実行してきた精神力が
昨晩さいたまスーパーアリーナで輝いたんでやんす。
しかし1回戦はドローだなあ。
と思ったけど負けたマイク・ザンビディス本人は
あれは負けだ、と試合後語ってるので
じゃあオッケー。
でもいつかワンマッチ希望ん。



暑い暑いとおもってたら
もう7月だそうですよ奥さん!
エアコンが暖房になってんのかとおもってリモコンを
探してしまいました。

夏は植物が大変生長を早める季節で。
うちは大家さんの家とおなじ敷地に建っている借家なんですが
大家さんちの庭が借景になってて
実にいい感じなんであります。
とくに春は最高。
1年中5月だったらもっと最高。

大家さんちとうちをぐるりと囲むように
庭木が生い茂っているわけですが
そしてその割れ目からうちに入ってくる作りなんですが
なんだかどんどん狭くなってきまして。
これまで4回の夏をここで過ごしてるわけですが
いままでになく
入り口が成長著しい庭木によって狭くなっているのであります。
このままじゃ秘密の花園になるわけで。
すわ、異常気象は東京の植生まで影響を及ぼしたか!と
思わず空をはっしと睨んではらはらと涙したわけですが。
こないだ道で近所のおばちゃんと挨拶したら
原因判明しました。

大家さんちの庭木を手入れしてた
裏のアパートのおじいさんが入院したそうなんでありまして。
ああ、なるほど、とはたと膝を打ったわけですけど
それよりもなによりもおじいさんが心配でありまして。
一刻もはやく回復することをここで願うわけであります。
このままじゃ秘密の花園に、、、。


WOWOWでUFCだった。
ランディ・クートゥア39歳。
オレとおなじ歳なんである。
ジョシュ・バーネットに敗けてヘビー級王座から転落し
リコ・若大将・ロドリゲスにも敗けた。
ここまでかと思われたランディは
だが鉄人だったのだった。

今回減量に臨み1階級落としての試合。
勝ったほうが暫定王者となる。
相手はライトヘビー級ナンバーワンコンテンダー、
チャック・リデル。
顔こそB級アクション映画の悪役(しかも端役)で
しかも頭に味ノリのようなモヒカンヘアを載くリデルであるが
実力は折り紙付きなんでありますよ。
つよい。
やばい。
ランディやばい。
注射でカラダを大きくする格闘家の多いこの世界で
実にナチュラルなカラダで一線を張ってきた好漢も
年齢的にも1階級下で負けるとさすがにあがれる舞台はなくなるかも、という
今回のUFCだったんである。

しかし試合はランディの一人舞台となった。
ガードをあげ、プレッシャーをかける。
どこまでもいつものクートゥア。
みるみる生彩を欠いていくリデル。
鉄人ここにあり。
そのモチベーションはどこからくるのでありましょーか。
オレは感動したのであった。
ランディ、おまえは男だ!(by 高田)
いや、男なのはみんな知ってるんだが。